変李さん

リストラ地獄の果てに・・・
外資系企業に勤める、私。
世界三十数ヶ国に展開するこの企業。別に一流というわけではないが、なぜか超一流企業のまねばかりしたがる。今回はGlobal Integrated Enterpriseという世界統一の組織体への再編だとか。
それにあわせて、各国の人員まで含めた組織体制の根本見直し。
日本ではそれまで人員拡大策を推進してきた(これも昨年年初からの計画通り)わけだが、一転して人員削減の縮小策に。
そこで先ずは、各部署の人員から組織を動かすために必要とは思えない人員の名を挙げろとの指示が。このときにはまさかこんなリストラが始まるとは夢にも思わず、それぞれが厳しい選択の中、この人は自部署から放出してもいいと思われる人を、無理やり選択。
すると次にはそれぞれの人に、いつまでに退社してもらうかの時期の指示が。
50名弱いた人員の2割カットで、10名を2ヶ月掛けて状況の説明と退社の勧告をしていく。まさに断腸の思い。最後には夢でうなされながら勧告を行った。
9月末から順次退社韓国に従い退社していく人が現れ始めるが、送別会も有志のみという状況。もちろんそんな中に入れるはずもなく、孤独感が募る。
そして今度は日本支社には本社のカルチャーがないと、企業カルチャーを持ち出し新組織運営のための活動方針の策定を命じられる。しかしそもそもなにがしたいのか分らなくなっている現状では、何か提案しても全て却下、話せば話すほど、本社との距離が離れていく。
最近企業倫理が問題となっている日本での対応について、遂には日本の常識は世界の非常識とまで言い出す始末。
そうかもしれないが、その非常識の中でビジネスをしなくてはならない、日本支社スタッフにしてみれば、非常識に対応できないこの会社は危ないのではないの?という不安が増長されるばかり。
変李さん。
このままではこの会社危ないと私は思います。
こんな会社にしたのは私です。これ以上の人員整理は在籍社員の気持ちが離れていくばかりです。
こんな会社にした私を切らない、あなたはおかしくないですか?
私はこの会社のカルチャーには付いていけません。
私が抜けることにより、組織が完全に崩壊しない事を祈るばかりです。
それとも事業が好転するでしょうかね?
あと2ヶ月弱で今年が終わります。当社の年度も終わります。
今年度の業績に対して、引責辞任します。
さようなら

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