ロケットを作る北海道の小さな会社

つい先日、ひょんなことから北海道でロケット開発本気で取り組んでいる、小さな会社の常務さんの講演を聞く機会があった。
とても感動的な内容であり、目からうろこが落ちた気がする。
講演の最初に、あなたの夢は何ですか? と問いかけられ、ハタと悩んでしまった。
普段子供には、将来の夢は?なんて聞いてみるのだが、自分の夢って何だろう?
話の最後に、子供たちに将来の夢を聞かないでください。といわれてしまった。
なぜ・・・それは 将来の夢は何ですか?と聞いた途端に、それが現実の仕事になってしまうからだそうです。ケーキ屋さんになりたい。花屋さんになりたい。野球選手になりたい。・・・ 確かに将来の自分の姿が夢といわれてしまっています。
でも夢というのは職業とは限らない。確かにそうです。
他にも、お金を使うということは、能力を買うことであり、自分で身につけるチャンスを逃しているというのです。コンビニで弁当を買ったり、レストランで外食するということは、食事を作るという能力を奪っている。お金がなければ、工夫しておいしいものを安く作るという、経験と知識を育てるというのです。
お金を払えば払うほど、自分の能力が低くなる。
一般の会社では稼働率を上げようと必死になっていますが、この会社では稼働率を下げるというのが目標だというのです。
稼働率が上がると、忙しくなる。 忙しくなると新しいことが考えられなくなる。 新しいことが考えられなければ、何かしてみようというチャレンジをしなくなる。 そうなると経験や知識が残らず、衰退してしまう。
稼働率を下げれば、余裕が生まれる。 その余裕を研鑽に使い、ノウハウや経験を積む。
これが投資で、ノウハウや経験といった個人にしか残らないものをたくさん持っていると、更に新しいことがやりたくなってくる。 それを積み上げていくと新しいビジネスのアイディアが出来上がる。
云われてみると、確かにという気になってくる。
自分の会社を振り返ると、効率という名の下に、数字やお金の物差しで、人物を評価する。みんな忙しく働いている(フリ)をしているが、いづれまた元いた場所に戻ってくる。そんなことをしているうちに取り残される。といった不の循環が起きていないだろうか?
私の夢は何ですか?

“ロケットを作る北海道の小さな会社” への2件の返信

  1. 虎龍さん
    実はそのあとさんざん探しまくって、この専務さんが別の場所でやった講演録がとある雑誌に掲載されていたことを知りました。そこでバックナンバーの請求をしたのですが、もうバックナンバーが手元のものしかないので、FAXをいただけるという連絡をいただき、現在請求中です。内容は面白かったのですが、すべてを覚えておくことができずチョット残念だったのですが、講演録を手に入れて、もう一度咀嚼してみたいと思います。

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