Maker’s Mark

最近飲むお酒といえば、缶チュウハイ。

ところで先日読んだ、北方謙三のハードボイルドにはバーボンがよく似合う。

そういえば就職したての頃、親と同居していた私は、土曜日の夜になるとこっそりと家を抜け出し(あの頃は社会人になっても、まだまだ子供で、家を夜中に出ることが気恥ずかしかったのだが)、すぐ近くにあるパブに通った。

その名も Pandra’s Box。高円寺にあった。

思い起こしてみれば、あの頃よく一人で始めてのお店に入ったなという感じだ。

近所にあるお店だが、中は良く分からない。初めてのとき勇気を振り絞ってカウベルの下がるドアを押した世界は、大人の世界だった。

当時 親戚に叔父に「初めてのお店に行ったときには、1回目はとにかく陽気に飲み、2回目に行ったときにはおとなしく飲むと、顔を覚えられて常連にすぐなれる。」と教えられ、忠実にそれを守ったっけ。

初めてのお店で飲んだのは、あの頃一生懸命読んでいた北方謙三の男の世界に憧れてバーボンの水割り。

3杯ばかり飲んで恐る恐るお勘定といったことを思い出す。

叔父の言いつけを忠実に守り、2回目には「この間と雰囲気違うね」と店のお姉さんに言われしてやったりと思ったものだ。

3回目に行ったときには、ボトルがいくらするのか分からないくせに、ボトル入れようかな?といったらお姉さんから「無理しなくて良いよ」といわれた。

もともとが童顔の私。お店の人も和歌いつが無理してきているなと思っていたんだろう。

今家には缶チューハイ。

それでもたまにはボトルを置いてみたくなった。

プレミアム・バーボンというキャッチフレーズに誘われて、手にしたMaker’s Mark
手作りの味わいがあるらしい。

BOOK OFF

先日の創業塾でBOOK OFFについての考察をしたこともあって、これまで入ったことのなかった店内に足を踏み入れてみた。

古本屋独特の黴臭いにおいは消し去れないものの、大量の本が105円、300円といった値段でずらりと並んでいる。

不思議なのは、同じ本が両方の棚に並んでいること。外装を見てもどちらもたいした違いはない用に思えるのだが・・・。

ということで、見つけたダビンチ・コード3巻セットを105円のほうからピックアップ。

普段ならまず手に取らない外国作品だが、3冊あわせて315円なら、1冊分の半分以下である。

そもそも古着とか、古本とかといった中古品が嫌いな私。

本も全て新刊で揃えていたのだが、よくよく考えれば中身は何の違いもない。外装だってお気に入りのカバーをかけているし、そもそもそれを手にしている時間は通勤行き帰りのほぼ3日間。

そんなことを考えると、BOOK OFFはこれから私の書庫になるかも・・・

創業塾 #3 発想法

先週に引き続き、創業塾に参加してきました。

先週はラーメン屋さんの創業シュミレーションをグループワークでやりましたが、今週はアイディア創出のための勉強です。

いろいろなツールを紹介いただき、ツールの使い方や、考え方を教えてもらいましたが、非常にすんなりと入ってきました。

よくよく考えてみれば、これまでに二つ前の会社の寺子屋塾(コンサル出身の社長が教育してくれた)で教えてもらった企業家育成プログラムや、ひとつ前の会社でよくわからないなりに四苦八苦で卒業した、ワシントン大学のリーダーシップ研修、その他もろもろの本で読んでいたことを、非常にわかりやすく解説していただいたんだということなんです。

たとえば変化を捉えるなんていうところでは、二つ前の会社の合宿研修で、部下に話をした「風が吹けば桶屋が儲かる」という話を自分でもしていたななんてことを思い出しニンマリ。

コストを考えるなんていうところでは、「顧客メリットを説明するために全ての価値を金額に置き換えてみよう」なんて、二つ前の会社で教えられたことそのものだななんて思い返したりということで、知識として知っていることをさらに解説してもらった気分です。

そんなことを考えてみると、一通りのことってもしかしたら、知識としては勉強したんじゃないのかななんていう気になってきますが、その理屈を現実に応用できていない自分に情けなさを覚えます。

創業塾は来週はお休みで、11月にあと2回ありますが、以前習ったことはしっかりと思い出し、不足している部分や忘れている部分を身につけ、理論だけではなく今度こそ自分のものにしたいと思います。

とても楽しいセミナーに参加して本当によかった。

そうだ 京都に行こう!!

秋の京都に行ってきました。

といっても観光ではなく仕事でした。

とはいえ、久しぶりの秋の京都。本当ならば大きなカメラを持っていきたかったところですが、仕事とあっては、大きな荷物以上に運んでいくものも多く、コンパクトデジカメを携えて・・・。

訪問先は烏丸駅近く。

京都からは地下鉄で二駅。

ちょっと早めに出掛けて、京都駅から烏丸駅までブラブラと歩きながら、秋を探してみようと思ったのですが、この時期まだちょっと早かったようです。

IMGP1597

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東本願寺の塀沿いに何枚か写真を撮ったのですが、いまいちですね。

ところで、仕事というのが、終わってみればネジを6本締めに行っただけ。

不具合だ、お客様にご迷惑がかかっているという、代理店さんの強硬な意見に、では現場を確認して、お詫びしましょうということで、出掛けてきたのですが、実際には不具合はなく、ネジの締め方が悪かっただけということで、せっかくですからと、6本のネジを締め、ものの20分ほどで対処完了。

そのために京都まで出掛けてきたという次第。

まあその後、名古屋に行ってもう1件仕事をこなしたので、何とか形にはなりましたが・・・。

ところで、Express予約とEX-ICって知ってますか?

Express予約は、携帯で新幹線チケットを予約でき、あとでクレジットカードでチケットを受け取る仕組みなんですが、これにEX-IC機能をつけると、チケットの受け取りすらいらなくなるんです。

ただしこのときにはEX-ICカードとクレジットカードの2枚を持たなければならない。

ところがモバイルスイカにすると、なんとEX-ICカードもクレジットカードも携帯電話に入ってしまうので、携帯で新幹線に乗れちゃうんです。

今回はじめて使ってみたんですが、これすっごく便利です。

駅に行って改札のすぐ近くで、すぐに乗れる列車を調べて予約。

予約完了と同時に自動改札に携帯をかざすと、向こう側から座席の番号の印刷された紙がピョコッと出てくる。 これで完了。

領収書もインターネットから取り出すことができ清算も簡単。

ほんとに便利です。

創業塾 -ラーメン屋を創業してみる

本日は、先週から始まった創業塾の第二日目。

いきなり実践的シュミレーションで、「ラーメン屋を創業してみよう」というテーマ。

5~6人ひとグループで7グループ出来たので、40名弱の参加人数。

既に契約した店舗のおおよその立地、自己資金の状況、自己分析を行ったSWOT分析リストといったごく簡単な初期設定条件から、各チーム競合他店に負けないラーメン屋を作るために、立地環境から想定した商圏やターゲット設定、お店のコンセプトや、メニュー、従業員といったお店を作るための準備を検討し、最後に収支計画を練るという作業。

約3時間かけてみんなで練り上げていくのだが、初めてその場で会った人たちとのグループディスカッションも、はじめは遠慮がちに発言しているものの、そのうちにだんだんと役割が分かれてくるところはなかなか面白い。

どんどんと話を進めていく人、ちょっと待ってととめにかかる人、新しいアイディアをどんどん出していく人、それは面白いねと、話を盛り上げる人と様々。

我がグループは座席フリーの講義室内で一番前に陣取る、やる気満々組み。

グループでは、私のPCハードを筆頭に、ソフトエンジニアでありながら、効率的な介護システムを作って行きたい方、建築業からリフォーム会社へ転身 して、独立間際という方、食の製造小売業に挑戦したい方、造園・建設のキャリアから環境と農業・空間・景観といったものにフォーカスしたビジネスに挑戦し たい方といったそれぞれ経歴も目標も違うが、年代はほぼ同じぐらいではと思われる5人グループ。

普段自分では思いつかないアイディアが次々と出て、はじめから結構積極的な意見交換が行われた。

そんな中、一通りのコンセプトを決めた後、ところでいくら売り上げれば、儲けが出るか?というところから損益分岐点をはじき出し、売上を算出、さらに1日あたりの客数と客単価に分解して、その線に乗るための、メニュー構成を考え出すという方向での議論が・・・。

利益も何とか出る計算が出来上がり、発表へ。

私はセカンドプレゼンテーターということで、お店の概要やコンセプトを説明いただいた後に、計数目標を発表。

ここはすでにずーっと前から幾度となく経験してきた内容なので、それなりに無難にトークを交えながらプレゼンをすることが出来たと自画自賛。(しいて言えば、もう少し皆さんの顔を見て話せばよかったかなというのと、時間が気になりはしょりすぎた部分も・・・)

こうして、全7グループが発表をしたのだが、なんとほとんどのグループが、「地産地消」、「ヘルシー」、「契約農家との提携」といったキーワードに集約。

自分たちはかなり独創的なラーメン屋を作ったはずなのに・・・。

まさにこれが今のトレンドなのだろう。これにはびっくり。

それにしても、店の家賃や開業の自己資金、それにメイン商品がラーメンという設定にもかかわらず、年間の利益には、かなり開きが出てきた。人件費の想定や、利益率ひとつでこんなにも差が出るとは、まさに目からウロコである。

それでも最後に講師の先生からは、全チームに向けて、人件費の設定が甘いとの講評。

郊外の車来店型商店の場合、1台に何人乗ってくると思いますか?(ちなみに二人平均だそうです)

想定来店客数を車に換算すると何台になると思いますか?それだけの車をさばくのに一人いるのでは?

創業者だからって、不眠不休では働けませんよ。

といったコメントが。  なるほどなと、まさに実感しました。

今日のシュミレーションはとても面白かった。

懐かしい光景

今から10年以上も前、二つ前の職場が東陽町にあった。

当時東陽町界隈では有名な中華料理屋(われわれはラーメン屋だと考えていた)に末広があった。

そこの味噌ラーメンが評判で、確かにおいしいし、量も沢山あったということもあり当時は三日に空けず通ったこともあった。

当時からわれわれの間でも有名だったのが、料理人の親父さんが怒鳴り散らすことと、フロアのママさんのユーモアあふれる接客。

ほかにフロアには3人のおばちゃんたちが元気に働いていたものだ。

実は現在の職場も東陽町のすぐ近くなのだが、昔のように昼食で量を食べることもなくなったため、末広に行くこともなかった。

しかし今日はなぜか、味噌ラーメンが食べたいと昼前から思い始め、ふらりと一人で末広に足を向けてみた。

当時と同じように、行列ができている階段に並び、順番を待っていると、当時と変わらないあのおばちゃんが、前から順番に、そちらは何人様? 次の方は? と人数を確認に来る。

私の顔を見ると、おばちゃんは私のことを覚えていてくれて、あら~久しぶり。今日は一人?と声をかけてくれた。

思わずお久しぶりですと、こちらも返す。

懐かしく味噌を頼むと、当時と同じ作り方で、中の親父さんが、中華なべを振っていた。残念ながら親父さんが当時のように怒鳴り散らす姿は見られなかったが、非常に懐かしい味がした。

帰り際の会計は必ずママさんの仕事。

そこでも、味噌一丁と会計を頼むと、ママさんがお久しぶり。転勤だったの?お仲間は?と声をかけてくれた。

あの当時この店には必ず4~6人で連れ立ってきていたことまで、覚えてくれていたようだ。

こんなことがあると、また来て見ようかなという気になる。

懐かしい光景に出会えて、ひとときほっとした気分になった。

ところでこんな気分で食事をしていたのだが、繁盛店であるので、当然の如く相席になる。

私の目の前には、サラリーマン風の男性二人。

部長と課長といった関係であろうか? 部下の話をしていた。

しかし気になったのは、課長風のちょっと若目の男性のほう。

ご多分にもれず味噌ラーメンを食べていたのだが、その手元。いい年をした親父が、箸を持てないのだ。バッテンに握った箸で不器用にラーメンやもやしを掬う。

見ていて情けなくもあり、どんな躾を受けてきたのかとはなはだ疑問に思ってしまう。

私の勝手な観念ではあるが、端も正しく持てないやつが、なぜ部下の仕事の出来不出来を論じているのか?

ちょっと不快になる一瞬であった。

こんなことを思う私は、何様かといわれればそれまでだが、なんとなく不快だった。