指導者の品格

今日、ミニバスの新人戦の二日目があった。

昨日の2連敗で、9チームあるうちの最下位ブロックに組み込まれてしまったため、7,8,9位争いとなったのだが、今日は赤腕つけてやっと2勝し、7位確定した。

同じ2勝2敗でも、昨日2勝して今日2敗した女子チームは、1,2,3位争いのブロックに入り、3位となった。

今回の組み合わせは完全公正なくじ引きで行われたので、文句を言う筋合いではないのだが、先に勝つか負けるかでは大違い。この順位が来年の新チームのスタートポジションになってしまうのだから結構シビアな結果である。

ところで、今日は点差をつけた勝ゲームだったので全員を試合に出してあげることができたと喜んでいたのだが、子供たちの間では別の争いがあるようだ。

ミニバスの場合、1ゲームで最低10人が出ることが義務付けられている。またベンチに入れる(ユニフォームをもらえる)のは15人となる。

通常は、前半の1Q,2Qで5人づつ出して、後半はベストメンバーと呼ばれる5人を続けて出すことになるため、試合に出れるのは、10人丁度ということが多い。

今回の新人戦は5年生以下の大会になるのだが、私の所属するチームの場合、

5年生 3人

4年生 7人(本当は8人いるが一人は怪我のため療養中)

3年生 6人

ユニフォームを誰に上げるかを考えると、5~3年生全部で16人になってしまう。

そこで3年生の選抜があるのだが、比較的早くから入団した二人を抜擢し、12人のみベンチ入り。

次には学年間の争いになるのだが、3年生の二人のほうが怖いもの知らずと言うこともあり、いい動きをすることが多く、この時点で4年生が二人試合に出られなくなってしまう。

ここまでは、なんとなく回りも理解していて、そんなもんかな~という雰囲気があるので、揉めることはないが、次にベストに誰が入るかと言うことになる。

5年生二人と4年生一人がほぼ指定席を獲得しているのだが、あとの二人は、都度出来によって決めていくことになる。

今日は4年生の中から二人を選んでベストに据えたのだが、4年生同志での争いはかなり熾烈を極めており、今日選んだ二人のうち一人が、最近練習にこれないことが多かったものだから、ほかの子たちが、「なぜ練習を休んでばかりいるあの子がベストなんだ!!」と言う不満が噴出していたらしい。

確かに練習の来る頑張っている子を、出してあげたいのだが、休みたくて休んでいるわけではないと言う事情や、またその時々で求めているものの違いと言うものについては、さすがに子供たちには理解されないのである。

しかもこの争いの裏で糸を引くのは、自分のこの活躍をいつも願っている、熱心なお母さんたちであることが多いから、子供を代理にした親の争いに発展していくことも珍しくはない。

特に私のような、ちょっと頼りないアシスタント・コーチがヘッド・コーチのいない間に好き勝手にメンバーを入れ替えるということが、またお母さんたちには面白くないと言うことになっているようだ。

決まっている枠に何とかみんなが入るように頑張っているのだが、どうも私にはその辺の信頼感と言うか、人望がないらしい。

そんな争いを聞くたびに、子供のためにと言いながら、実は子供たちを傷つけているのかと思うと、つくづく自分が嫌になる。

指導者としての品格が不足しているのだろうか・・・。

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