なんとなく不思議

わが社は、台湾系の外資企業ということもあり、社員の1/3位は台湾や中国出身者である。彼らは日本語も非常にうまく、当然のことながら、中国語・台湾語も自在に話し、さらに英語もできる。
社内では当然の如く、中国語が飛び交い、それについては意味は分からないが、当然のことと受け止めている。つまり外国語に囲まれて日常を過ごしているわけである。
そんな私が、今日は珍しく昼の時間も仕事に励み、昼食をゆっくり取れなくなったため、近くの吉牛に駆け込んだ。ここにはチョットかわいい東南アジア系(?)と思われるが色白の女の子がバイトをしていて、注文をとってくれる。
席に着くとすぐに「牛丼並み」と注文。バイトちゃん 元気な声で厨房に「牛丼並みお願いします。」と復唱する。
注文してすぐに私の隣に誰か座るが、私の牛丼並みが早くも届き、私は、七味+紅しょうがに取り掛かる。
隣では「牛丼大盛」の注文。隣にもすぐに注文の品が運ばれる。
すると隣に座った人が、「スミマセン。オミズクダサイ。」とチョットたどたどしい日本語で、バイトちゃんを呼び止める。「オミズデスネ」いつもとは違うアクセントでバイトちゃんも答える。
ここで私、隣の人を見ると、本物の金髪、背の高いヨーロッパ系の青年が牛丼を食べていた。
繰り返し言うが、私は外国人を見慣れており、外国語の中で仕事をしている。
しかし牛丼屋で交わされる、東南アジア系の女の子と、西欧系の男性が、いかにも日本的な牛丼屋で日本語で会話をするという光景に、なぜか自分がどこにいるのか一瞬分からなくなってしまった。
もちろんそれは一瞬のことで、あとは残り少ない昼休みに全速でメシをかき込むべく、牛丼と格闘したのだが。
ところが、丼の底が見え始めた時、3つ隣の席で今度は、「キュウドンナミ ツユダク」というたどたどしい言葉が・・・。
見ると、こちらも鼻が高く、色が白く、とても背が高そうな、外国の方が注文している。
     ・ ・ ・ ・
しかもツユダクで。
あーやっぱり日本も国際化が進んでいるんだな~なんて思いながら、紅しょうがで締めた、なんとなく不思議な昼食でした。

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